2021-03-25 第204回国会 参議院 農林水産委員会 第5号
昔は労災の掛金も含めて、炭鉱の労働者、それと林業労働者、これは別格で高かったんです。しかし、機械化があって、先ほどのような路網も整備をされて、フォレスターの方々も増えてはきているけれども、結果としては、やはり労働災害が圧倒的に多い。 このことについて何をすればいいんだというと、今言ってきたようなことを全部網羅してやらなければいけないことは分かり切っているんです。
昔は労災の掛金も含めて、炭鉱の労働者、それと林業労働者、これは別格で高かったんです。しかし、機械化があって、先ほどのような路網も整備をされて、フォレスターの方々も増えてはきているけれども、結果としては、やはり労働災害が圧倒的に多い。 このことについて何をすればいいんだというと、今言ってきたようなことを全部網羅してやらなければいけないことは分かり切っているんです。
相対的にいうと、やはり林業労働者の確保、就業条件の改善は遅々として進んでいないと言わざるを得ません。実際に労働力の確保、就業条件等の改善の現状をどのように受け止めていらっしゃるのかということをお伺いしたいと思うんです。 いろいろなイノベーション等をして機械を使ったりしても、できることというのはやはり限られてしまっているのではないかなというふうに思うんです。
次ですが、林業労働者の育成について。 森林経営管理法案のときに、この委員会で視察に行きまして、いろいろな大型機械の導入の様子などを見せていただきました。伐採に関しては大分楽になっているようですし、先日テレビ番組などでもちょうど見かけたんですけれども、伐採機の中は空調も利いているようですし、一時よりは大分体が楽になったので、若者がその分野に行くようになったというような報道でした。
林業労働者の確保のために、給与面での処遇改善を是非やっていただきたいと思いますが、見解を是非政務からお伺いしたいと思います。
決して、森林組合の人たち、所有者、そして何よりも労働がきつい、それは所有者じゃなくて林業労働者です。その人たちは組合員ではない。日給月給ですよ、大変ハードな危険な。私も、まきストーブたいているので、チェーンソー、そしておのを使いますよ。まき割りのできる国会議員ということで前にもこの委員会でちょっとアピールしたことあるんですけど、いや、危険ですよ、いつでも。
そして、林業労働者そのものの、これは総務省の所管というよりも農林水産省、林野庁の所管ということになるかと思いますが、林業労働者の育成のためにも、林業従事者の賃金あるいは労働安全対策などについても力を注いでいただきたいということをお願いとして、しておきたいと思います。 次に、これもちょっと時間がもう余りないので、会計年度任用職員について伺います。
歴代政権の外材依存政策の下で木材価格の低迷が続き、林業労働者が減少するなど、危機に瀕しています。それに拍車を掛けるのが、森林の多面的な機能を著しく軽視し、利潤拡大を優先する安倍政権の林業の成長産業化路線です。 森林の公益的機能を持続的に発揮させることは、森林・林業者だけでなく国民共通の願いであり、国際的な合意でもあります。
○政府参考人(牧元幸司君) 林業労働者の待遇改善について御指摘をいただいたところでございます。 この林業労働につきましては、急傾斜地などの作業環境の中でチェーンソー等の刃物を使用して、また重量物である木材を取り扱うということで、危険が大変大きいと、労働災害の発生率も他産業と比べて極めて高いところでございます。
そうした中、林業労働者数は近年減少傾向で進んでおりまして、木材の安定供給を担う人材の確保、育成が必要だと考えますけれども、まず、この人材確保、育成という点について、基本的な考え方、高野政務官からお伺いしたいと思います。
林業労働者の人数というのは徐々に減少しておりまして、全国で五万人を割り込んでいる状況、これを食い止めなければならないということです。そこで、安全で魅力ある産業であるよう機械化であるとかICT等の技術の活用を進めることもこれまた大事。そしてまた、賃金等を始めとする就業条件を改善することというのは、私はこれ本当に重要なことだというふうに思っています。
御指摘いただきましたように、この林業労働者の確保、育成、これは大変重要な課題だというふうに認識をしているところでございます。そして、この確保、育成を図るためには、御指摘ございましたように、林業労働者の所得の向上でございますとか雇用の安定化、また安全な職場の確保といった就業条件の改善を図っていくということがこれは大変重要な課題だというふうに認識をしているところでございます。
例えば、森林組合において、十年間、数百ヘクタールというような規模で国有林の木を伐採するということができるとすれば、それに伴って、例えば林業労働者、現場で働く機械のオペレーターの皆さんとか、あるいは植林をする皆さんとか、そういう皆さんについて若干プラスアルファで人を雇うことができるとか、あるいは機械につきましても、例えば、これまではプロセッサーとフォワーダーは持っていたけれども、例えば新たにハーベスター
林業労働者の確保、育成についてのお尋ねがありました。 林業従事者の確保、育成を図るためには、林業従事者の所得の向上や雇用の安定化、安全な職場の確保など労働条件の改善を図っていくことが極めて重要であると考えています。
林業労働者の確保、育成についてお尋ねいたします。 林業労働者の雇用の実態は、林業作業の季節性や事業主の経営基盤の脆弱性等により、不安定なものとなっています。また、依然として日給制が大勢を占めている、賃金水準が、労働災害の発生率が全産業平均の十五倍という危険な労働に見合ったものとはなっていないなど、多くの問題を抱えています。
素材生産や造林、保育、一年を通じて複数の作業に対応できる、そういう技術者の育成を支援するほか、住宅手当の支援による定住化の促進、あるいは高性能林業機械の導入への支援、さらには安全な職場を確保するための現場巡回指導や安全教育、厚生労働省と連携をした安全な伐木造材方法の普及や防護衣の着用の徹底などの林業労働安全対策、こういったことに取り組んでいるところでございまして、今後とも、これらの施策を通じまして、林業労働者
その林業労働者不足の背景に高い労働災害率があるという指摘がございます。全産業平均の十五倍という、森林労連の資料を見ると、そういうちょっと驚くべき数字でございました。それともう一つは、他産業に比べて低い賃金の問題ということでございます。 その林業労働力の確保と育成ということに関連して、こうした問題、どういう対策を講じる、そういうおつもりなんでしょうか。
これは、林業労働者は全産業の十五倍になっている、先ほど杉尾委員の方からもこういう発言がありました。 これ、平成二十九年の厚生労働省の資料を見ると、労働者千人当たり一年間に発生する労働災害による死傷者数、この資料が厚生労働省から出ているんですけれども、それを見ると、全産業は二・二人、林業は何と三十二・九人、木材・木製品製造業が九・九人。
しかも、林業労働の作業員、林業労働者の人数というのも徐々に減少して、全国で五万人を割り込んでいる。 これ、本会議でも徳永議員の方からもあったかもしれませんけれども、この減少していくこともどうやって食い止めていくのか。
特に、中小林家論ですとか、実はこれは私の学位論文の内容であります、それから林業労働者論、それから森林組合論、そして近年では、近年といいましてももう定年前の話でありますけれども、国有林野論というようなことをやってきておりますので、その立場からしてもいろいろと問題があることを指摘させていただきたいというふうに思います。
新規参入の林業労働者の安全対策についてのお尋ねがございました。大変重要な御指摘だと思います。 林業は、急傾斜地で重量物である木材を扱うなど危険を伴いますので、労働災害の発生率が全産業の約十四倍と高く、労働安全の確保が極めて重要と考えております。
地域の森林資源を活用した林業、木材産業による事業と雇用の創出、就業機会の増大、若者定住に向けた条件整備を推進すること、これが必要だというふうに思っているんですが、どうしても、林業労働者の現状というのを見てみますと、今、五万人を割るような状況にあるということでありまして、国として、これ以上林業にかかわる労働者の方々を減少させるということを食いとめなければいけない、本気でしっかりとした対応をしなくてはいけないという
今、林業労働者においては、日給制が約七割を占めて、全産業と比べて所得も低くて、労働災害の発生率も他産業と比べ高いなどの厳しい労働条件にありまして、労働環境の改善が重要であると認識しています。
処遇改善と一体的な施策を講じる、このことによって林業労働者を確保していくべきだというふうに思いますが、御所見をお伺いしたいと思います。
○金子(恵)委員 三十年前は林業労働者の人口は十五万人、現在は五万人に減ってしまっている中で、人材の確保というのも、あるいは施業にかかわる人たちを育成というのも本当に重要な課題になっている中で、意欲、能力、この言葉を使って簡単に確保できるんだというイメージづくりというのもよくないというふうに思います。
林業労働者におきましては、季節的な雇用が多く、日給制の割合が約七割を占めております。また、石川先生御指摘のように、平均所得、全産業に、平均いたしまして林業はちょっと低くて、約百十万円低いということはまさにそのとおりでございまして、林業では三百五万ということになってございます。また、急傾斜地などの作業環境の中で、チェーンソーなどの刃物を使用した作業が多うございます。
外国人技能実習制度についてでありますが、この見直しが検討されておりまして、技能実習二号の対象職種の追加が検討されておりますけれども、林業のように、他産業よりも労働条件の整備が進んでいない業種での実習生の受け入れは、低位な労働条件の固定化につながり、林業労働者の育成、確保に逆行するということが懸念されていると思います。
また、林業の成長産業化の実現に向けては、委員御指摘のように、何よりも現場を支える林業労働者の確保、育成を図っていくということが非常に重要なことだと考えております。
林業労働者の現状はどうなっているかといいますと、林業労働者の人数は徐々に減少し、最近では全国で約五万人となっています。緑の雇用によって新規就業者が入ることで高齢化率は下がってきたというふうに、数字は出していただいていますが、しかし、政府として、これ以上の減少を食いとめるためにもっとさらなる対策を講じる必要があると思うんです。 まずはそのことについて質問をさせていただきたいと思います。
実際に、地元雇用の安定的な確保、そしてまた林業労働者の方々の処遇の改善というものもしっかりと進めていかなくてはいけないというふうにも思います。 仕事が創出されたとしても、本当にまたその仕事に対しての定着率というものをしっかりと上げていくという努力が必要にもなっていくというふうに思いますが、どのような取り組みをされていくのでしょうか。お伺いしたいと思います。
今後、こうした林業への新規就業者が定着し、地域に定住してもらえるようにするためには、先生御指摘のように、キャリアアップに応じた所得の向上など、林業労働者の処遇の改善を図っていくことが重要だと考えております。